hi-lite
31 :以 下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/30(月) 18:30:50.47 ID:g4b6vxp6O
若い兄ちゃんが携帯をいじっていた。
隣にばあちゃんがいて、ばあちゃんは
「医療機器使ってるから 電源切ってください」と言った。

その男は「来たメールを読んでるだけだから」と言って、いじるのを止めない。
隣のリーマンが 「今は読んでるだけでも読んでるうちにメールが来るかもしれないだろ。切りなさい」
と言った。

兄ちゃん、怒り狂った口調で 「ああ?!!」

逆切れだ!リーマンやばいぞ!(兄ちゃんはかなりいいガタイ)
見てる人が皆そう思ったとき、兄ちゃんは携帯を リーマンに突きつけながら言った。

「見ろよ!俺に来た最後のメールは4ヶ月前だ! それ以来誰も送ってこないんだよ! 
今更 誰が送って来るんだよ!!! 俺から送る相手もいないんだよ!!!」

みんな黙り込んだ。しかしその中に一人だけ、無愛想な顔をして彼に 近付く若い女がいた。

彼女は男から携帯を奪い取ると何か操作をして、再度男に突き返した。
男が呆然としていると、女は自分の 携帯をいじり始めた。

しばらくして、男の携帯が鳴った。
男は目を見開いてぱちぱちさせながら携帯を見た。

も うね、多分みんな心の中で泣いてた。男も泣いてた。
世界は愛によって回っているんだと実感した。

ばあちゃんは死んだ。